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2022/04/11

「いちご鼻」を毛穴すっきりアイテムでつるつるに!角栓ケアのNG行動も

「いちご鼻」を毛穴すっきりアイテムでつるつるに!角栓ケアのNG行動も

肌悩みの中でも特に気にしている人が多い「いちご鼻」! 気になるからといって、つい毛穴の角栓無理やり出してたりしていない!?
そこで今回は、いちご鼻のやってはいけないNG行動と効果的なケア方法、さらにはおすすめのケアアイテムについてご紹介します。教えてくれるのは、資生堂ビューティーコンサルタントの橋本さんです。

目次

「いちご鼻」の原因は?

そもそも、なぜ「いちご鼻」になってしまうのでしょうか? 
「それは、毛穴の奥にある皮脂腺から過剰に分泌された皮脂と、毛穴の中に残ってしまった産毛などが混ざり合ってできた「角栓」が原因! 角栓が毛穴をふさいでしまうことで、皮脂がスムーズに排出されなくなり、最終的に毛穴が黒ずんだりポツポツができてしまったりするのです。また角栓は、一度除去しても再びできやすいため、継続したケアが必要なんですよ。」(橋本BC)

角栓ができるメカニズム

「角栓」はいかにしてできるのでしょうか? 
「角栓の正体は、毛穴の奥にある皮脂腺から過剰に分泌された皮脂と、毛穴の中に残ってしまった産毛や角片が混ざり合ってできた塊です。お手入れ不足などにより肌表面の角層が乱れ、毛穴がふさがれてしまうと、皮脂がスムーズに排出されず毛穴に詰まってしまうのです。
ではここからは、いちご鼻の原因である角栓はどうやってできるのか、そのメカニズムをご紹介しますね。」(橋本BC)

角栓ができるメカニズム

(イメージ図)

過剰な皮脂分泌

皮脂分泌が過剰になると、皮脂がスムーズに排出されず、毛穴を押し広げます。

角栓の形成

イメージ図のように、スムーズに排出されない皮脂が毛穴につまります。そこにははがれにくくなった角片や産毛が混ざり合って小さな塊(角栓)を作り、酸化して毛穴が黒く見えるようになります。

お手入れ不足

メイクや肌の汚れはその日のうちにきちんと落とさないと、角栓の原因になってしまいます。疲れて帰った夜など、つい洗顔だけですませたくなる時もありますが、洗顔料には、皮脂汚れや古い角層を落とす役割がありますが、油性成分を多く含むメイクを落としきることはできません。メイクとなじみやすい洗浄成分が配合されているクレンジングを使って落としましょう。

無理やり取ろうとしてない!? 「いちご鼻」のNG行動

無理やり取ろうとしてない!? 「いちご鼻」のNG行動

いちご鼻が気になるからといって、下記のようなケアを行っていませんか? いちご鼻を悪化させてしまうNG行動をチェックしましょう!

<NG✅>ゴシゴシ洗う

黒ずみをゴシゴシ洗って取ろうとすると、必要な皮脂も落ちるうえに毛穴の周りの角層が乱れ、肌を守るバリア機能が低下して乾燥の原因に。洗顔をする時は指の腹を使ってやさしく洗いましょう。

<NG✅>必要以上に何度も洗顔をする

皮脂のベタつきが気になって1日に何度も洗顔すると、必要なうるおいまで奪われてしまい、肌がうるおいを守ろうとはたらきから、皮脂分泌が過剰になることがあるので注意しましょう。

<NG✅>角栓を押し出す

無理やり指で角栓を押し出そうとすると、肌を傷めるだけでなく、さらに毛穴が開いてしまうことも! 開いた毛穴には皮脂が余計につまりやすくなるので、押し出すのはやめましょう。

<NG✅>ピールオフパックを毎日使う

落としきれない古い角質・毛穴汚れを取り除くピールオフパックは、商品が提示している適正回数を守ることが大切です。過剰なピールオフは肌への負担に繋がり逆効果になることも...。また、ピールオフパックを使った後は、しっかり保湿して、肌をなめらかに整えることも重要なポイントですよ。

悩める「いちご鼻」をケアする方法&おすすめアイテム

ここからは、効果的なケア方法として「①いちご鼻の毛穴のつまりを除去」「②毛穴が気になる肌をキュッと引き締める」「③毛穴を目立たなくつるんとカバー」の3つにわけてご紹介♪ さっそく実践して、ツルツル肌をめざしましょう!

【方法①】 いちご鼻の毛穴のつまりを除去

■「蒸しタオル」で肌を柔軟に!

クレンジングや洗顔の前に、蒸しタオルを取り入れるのもおすすめ。肌が柔らかくなり、毛穴に詰まった汚れも落としやすくなります。

>蒸しタオルの作り方はこの記事を参考に

■「メイク落とし」でいちご鼻の原因、角栓を溶かし出す!

毛穴につまった皮脂やメイク汚れはその日のうちにしっかオフすることが大事。クレンジング料は、毛穴の奥の汚れをしっかり溶かし出してくれるタイプのものをチョイスすると◎! いちご鼻になりやすい小鼻は、中指と薬指の指先を使って、クルクルとやさしく円を描くようにすると、汚れが浮きやすくなります。ただし、力の入れすぎや長時間クルクルしすぎるとかえって肌の負担になるので要注意です。

温感タイプで毛穴の奥の汚れまでしっかり落とす「ホットクレンジング」

肌にくるくるとなじませるとじんわり温かくなるジェル状のホットクレンジング。肌を解きほぐすようにメイクや毛穴の汚れを絡め取り、浄化。湯船につかる時間がない時などにも汚れを落としやすくしてくれるので便利です。

 

くすみ汚れ・ごわつきすっきり落とす「温感メイク落とし」

ホットジェルが、肌本来のうるおいを守りながら、メイク汚れとともに、くすみやごわつきの元となる不要な角層まで、やさしい使い心地で取り去ります。温感タイプで、心地よくクレンジングが可能に。

 

毛穴の黒ずみも溶かし出す「クレンジングオイル」

黒ずみクリア高洗浄オイルベースにより、毛穴の黒ずみも溶かし出し、透明感のある肌へと導きます。メイクをすっきり落としつつ、うるおいをキープする使用感も◎。

 

■「ふき取り化粧水」で汚れやざらつきを取り去る!

洗顔後に「ふき取り化粧水」をプラスするのもおすすめです。メイク落としや洗顔で取り切れなかった汚れやざらつきのもとを除去して肌を柔軟にしてくれますよ。

洗顔後の素肌を浄化する「ふき取り化粧水」

とろみのある浄化液が、放っておくとサビのように残る皮脂や、透明感の妨げとなる不要な角層をコットンでやさしくふき取ります。瞬時にスッキリとしたクリアな肌に整え、次に使う化粧水のなじみも良くします。

 

素肌の汚れをきれいに落とす「ふき取り用の化粧水」

資生堂のロングセラー。コットンに適量を含ませ肌をふき取ることで、すっきりと汚れをオフ。毛穴が気になる時はもちろん、朝の簡単な洗顔に使用することも可能です。

 

【方法②】 毛穴が気になる肌をキュッと引き締め

■「収れん化粧水」で肌を引きしめ新たな角栓づまりを防ぐ

角栓は、一度除去しても再びできてしまいがち...。再びいちご鼻で悩みたくないなら皮脂の分泌をコントロールし、うるおいを与えてキメを整える「収れん化粧水」を取り入るのがおすすめです。過剰な皮脂を抑え、新たな角栓づまりを防ぎましょう。

毛穴が気になる肌を引きしめクリアな肌に導く薬用美白「収れん化粧水」

毛穴が気になる肌をキュッと引きしめ、ツルっとした肌に導きます。余分な皮脂を吸着するパウダーがベタつきや化粧崩れを防ぐので、過剰な皮脂が気になる時にも◎。

 

【方法③】 毛穴を目立たなくつるんとカバー

■「下地」や「ファンデーション」でいちご鼻をキレイにカバー

しっかりお手入れしていても、どうしても気になるいちご鼻があるなら、「下地」や「ファンデーション」に頼りましょう。毛穴をカバーするだけでなく、過剰な皮脂を吸着してくれる下地やファンデーションがおすすめです。いちご鼻を隠そうとファンデーションを厚塗りすると、皮脂崩れしやすくなり、さらに毛穴詰まりの要因になるので気をつけましょう。

毛穴やテカリを補正し、美肌印象に導く「部分用下地」

毛穴やテカリが集中する「ダイヤエリア(額・目尻・鼻先を結んだひし形の部分)」になじませることで、透明感が高くフラットな肌印象に。長時間崩れにくい!
*13時間化粧もち(テカり・皮脂くずれ・毛穴落ち)データ取得済み(資生堂調べ。効果には個人差があります。)

 

毛穴が目立たない肌に導く「化粧下地」

シルクのようななめらかな使用感で、小じわ・毛穴・凹凸など、大人の肌悩みをソフトにカバー。テカりやべたつきも防ぎ、なめらか肌が持続します。

 

色ムラ・テカリ・毛穴を目立たせない「下地効果つき朝用乳液」

「おしろい効果」でテカリをおさえ、毛穴を隠して透明感をアップ。乳液やUVカット効果もあるので、化粧水の後はこれ1本でファンデーションへと進めます。

 

いちご鼻カバー&素肌っぽさを両立する「パウダリーファンデーション」

ひと塗りで毛穴やいちご鼻や色ムラをふんわりカバーし、まるで素肌そのものがキレイかのような仕上がりに。まるで何もつけていないかのような軽いつけ心地も魅力です。

>>「専用ケース」はこちら

 

毛穴を自然にカバーして、つや玉輝く肌に導く「パウダリーファンデーション」

素肌に溶け込むようにフィットし、気になる毛穴まわりはもちろん、シミ・そばかすまで自然にカバー。密閉感のないさらさらとした仕上がりも◎。

>>「専用ケース」はこちら

 

いちご鼻・毛穴などの肌ノイズを絶妙カバーする「部分用コンシーラー」

くま・ニキビ跡・毛穴悩みにピタッとフィットして、自然にカバー。のびがよくボッテリ感がないので、厚塗りにならず気になる部分をピンポイントで隠せます。

 

生活習慣を改善! 「いちご鼻」にならないためコツ

生活習慣を改善! 「いちご鼻」にならないためコツ

いちご鼻になりにくい、すこやかな肌を保つためには、栄養バランスのとれた食事や質のいい睡眠など、生活習慣の見直しも大切です。

【コツ①】 いちご鼻をつくらない理想の食事とは?

避けたい食品

皮脂の過剰分泌につながる「糖質」と「脂質」の摂りすぎに注意しましょう。糖質を多く含むごはんやパン、甘いもの、揚げ物などは、なるべく量を減らすことを心がけるのがおすすめです。

積極的に取り入れたい食品

積極的に取り入れたいのは、皮脂の分泌を適正に保つ「ビタミンB2」と「ビタミンB6」、ターンオーバーをサポートしてくれる「ビタミンA(β-カロテン)」。なお緑黄色野菜などに含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換されて働きます。

・ビタミンB2が豊富な食品
レバー(豚・牛)、バナナ、牛乳・乳製品、納豆

・ビタミンB6が豊富な食品
バナナ、ささ身、鮭

・ビタミンA(β-カロテン)が豊富な食品
うなぎ、にんじん、かぼちゃ

【コツ②】 すこやか美肌に導く睡眠とは?

睡眠は心と身体の疲れをとるだけではなく、日中に受けた肌ダメージを修復するためにも欠かせないもの。一定の睡眠時間が確保しにくい人は、下記の習慣を取り入れることで、短い時間でも良質な睡眠をとることができますよ。

寝る前はリラックスして過ごす

脳が興奮すると、寝つきが悪くなってしまいます。寝る前は軽いストレッチをしたり、ヒーリング音楽を聴いたり、心と身体が落ち着くことをして過ごしましょう。


「いちご鼻」にとってNG行動は今すぐストップ! ご紹介したケアを取り入れて、黒ずみの気にならないツルツル肌をめざしましょう♪


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>>毛穴の黒ずみはなぜ起こる?原因、対策、おすすめアイテムを徹底解説!
>>角栓の除去方法って?クレンジング&洗顔でたまご肌に

photo:shutterstock
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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