
美容の情報
肌はきれいに見せたいけれど、忙しい朝にアレコレたくさん塗るのは面倒...。そんな悩みを解決してくれるのが、BBクリームとCCクリームです。1本で下地からUVカット、ファンデーションの役割まで果たしてくれるアイテムもあり、手軽にベースメイクを仕上げられるのが魅力! でも、それぞれどのような特徴があってどう違うのか、実はよく分からない...という人も多いのでは?
今回はBB・CCクリームの違いとおすすめアイテムを、ヘアメイクアップアーティストの齋藤有希子さんに教えてもらいました。
BBクリームは「Beauty Balm」を意味すると言われ、特徴は、なんと言っても「カバー力」の高さ。毛穴、シミ、そばかすといった肌悩みをカバーすることに優れています。BBクリーム+フェイスパウダーだけでOKという手軽さも人気の秘密。また、BBクリームの上からファンデーションを重ねる場合でも、BBクリームが肌悩みをカバーしてくれているので、重ねるファンデーションが厚塗りにならず、結果として化粧崩れしにくいというメリットも!
一方、CCクリームは「Color Condition(カラー コンディション)」や「Color Control(カラーコントロール)」を意味すると言われ、特徴は「肌の色補正」です。全体的なくすみを飛ばして、透明感の高い肌に見せる効果があります。色ムラや毛穴をカバーしてくれるので、CCクリームひとつで肌の色をきれいに見せることが可能です。
齋藤さんイチ推しのおすすめBBクリームを年代別&肌悩み別にご紹介します。
「インテグレート ミネラルベース BB」1,100円(税込)
光パウダーの効果で、色ムラ・毛穴といった肌ノイズをカバー。薄づきでありながら、きめ細かなナチュラル美肌に仕上がります。肌にやさしい使い心地のミネラルBBクリームなので、トラブルが気になる時にも◎。SPF30・PA+++で日常的な紫外線もしっかり防ぎます。
「マキアージュ ドラマティック カバージェリー BB」 3,080円 (税込)
美肌ジェリーコート処方により、肌をうるおわせながらつやと透明感のある仕上がりを持続。さらに、カバーフィルターパウダー配合で、気になるシミもしっかりカバー。マスクに色がつきにくい・SPF50+・PA+++など、機能面も充実しています。
13時間化粧もち*データ取得済み
*(テカり・皮脂くずれ・毛穴落ち・よれ・薄れ)のなさ(メーカー調べ。効果には個人差があります。)
「グレイシィ エッセンスベースBB」1,045円 (税込)
販売名: インテグレート グレイシィ エッセンスベースBB
保湿クリーム・UVカット・化粧下地・ファンデーション・コンシーラーの機能がこれ1つに! しっかり保湿しながら、小ジワ・毛穴・くすみなど大人の肌悩みを自然にカバーし、透明感あふれる「明るい顔」印象に仕上がります。
「プリオール 美つやBBジェルクリーム n」 3,300円 (税込)
さっと塗るだけで、年齢サインを自然にカバー。美容液のようになめらかにのび、ハリを感じる心地よい使用感で、明るい美つや肌が1日中続きます。
「インテグレート プロフィニッシュ BB」1,430円 (税込)
これ1本で、7つのプロ技(スキンケア効果、血色感アップ、毛穴・シミ・そばかすカバー、トーンアップ、透け感オン、つやで立体感プラス、化粧もち効果)が簡単に叶い、うるつや美肌に仕上がります。ひと塗りで肌悩みレスな仕上がりになり、忙しい朝の強い味方に!
「d プログラム アレルバリア エッセンス BB N」2,860円(税込)
SPF50+・PA+++で紫外線だけでなく、花粉・ちり・ほこりなど気になる微粒子汚れからも守るBBクリーム。赤み・くすみを自然にカバーし、厚塗り感のない軽い仕上がりです。紫外線吸収剤不使用・低刺激設計で、敏感な肌にもご使用いただけます。ファンデーションのつきやのりをよくする、化粧下地効果も◎。
「アベンヌ デイプロテクター BB」2,970円 (税込)
うるおいバリアを整えながら1日中美肌を保ちます。保湿、UVカット、化粧下地、ファンデーション、色ムラカバーにと、オールシーズン活躍! なめらかにのび、軽やかな心地よい使用感です。敏感肌にもお使いいただけます。
カバー力の高さにくわえ、保湿成分や美容液成分が入っていたりミネラル系だったりなど、スキンケア効果も兼ね備えているところも魅力です。最近では、マスクにつきにくい処方のものなども増えています。また、着け心地やテクスチャーも軽いことが多く、気持ちよくベースメイクを楽しめるのもポイントです。
BBクリームを選ぶ際は、年齢に応じた素肌の状態に合わせてチョイスすると◎!
20代~
きれいな素肌感を活かせる、薄づきタイプで崩れにくいBBクリームを選びましょう。
30代~
薄づきだけど適度なカバー力と保湿力があり、肌へのフィット感が高いBBクリームを選びましょう。
40代~
小じわやくすみなど大人の悩みをカバーすることはもちろん、保湿とUVカットもしてくれる多機能なBBクリームを選びましょう。
1.スキンケアで肌を整えた後、BBクリームを塗ります。両ほお・額・鼻・あご先の5点に置き、顔の内側から外側に向かって塗り広げ、顔全体にムラなく均一にのばします。
2. 目の下や小鼻など、特にカバーしたい部分には、少量を重ねづけします。
一気に全体にすべらせるようにのばさず、崩れやすいTゾーンや、動きのある目元・口元には、やさしくたたきこむようになじませると崩れにくくなります。また、崩れにくいスキンケアや下地などをチョイスするのもひとつの方法です。
「インテグレート ミネラルベース CC」1,100円(税込)
さまざまな色の光を放つ多偏光パールを採用。くすみ・くま・ニキビ跡の自然なカバー力とトーンアップ効果で、透明感のあるつややかな肌を演出します。
「d プログラム 薬用 スキンケアベース CC(医薬部外品)」2,750円(税込)
敏感な肌の色を補正し、毛穴まで目立たなくする薬用CCクリーム。つけていることで、ニキビや肌荒れを防ぐスキンケア効果も。「ナチュラルベージュ」はシミ、そばかす、くまが気になる肌に、「ブルーグリーン」は赤みやニキビ跡の気になる肌に、「ベビーピンク」はくすみやすい肌におすすめです。
肌の色補正やトーンアップ効果に優れているので、パッと明るい肌に導いてくれます。また、自然な仕上がりのものが多いので、ナチュラルで抜け感のあるベースメイクにしたい時におすすめです。
1.スキンケアで肌を整えた後、CCクリームを両ほお・額・鼻・あご先の5点に置きます。
2.顔の内側から外側に向かって塗り広げ、顔全体にムラなく均一にのばします。
BBクリームもCCクリームも、ひとつでたくさんの役割をこなしてくれるので、時短メイクが叶う点も高ポイント。忙しくてメイクに時間をかけられない! という人にもおすすめです。
BB・CCどちらも揃えておいて、「今日は肌状態がイマイチだから、カバー力の高いBBを使おう」とか、「今日の肩肘張らない気楽な着こなしには、CCクリームで抜け感メイクにしよう♪」など、その日の気分や肌状態、ファッションに合わせて選ぶのもおすすめですよ。「どんな肌になりたいか」を考えて、それに合ったアイテムを選び、理想の肌を演出しましょう!
>>【保存版】初心者向け!メイクのやり方&最初に買うべきアイテムを徹底解説
>>【ファンデーションの選び方】なりたい肌別おすすめファンデーション14選も!
photo:shutterstock
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
齋藤有希子
資生堂ヘアメイクアップアーティスト
初書籍「40代からの見直しメイク」著者。わかりやすく、ほどよいトレンド感のある大人向けtipsの提案を得意とし、インスタグラム“見直しメイク100人チャレンジ”のメイク動画が好評を博している。YouTubeやライブストリーミングなど、デジタル中心に活動中。
▼1分メイク動画が人気! Instagram
▼見直しメソッドはこちら YouTube
▼大人の美容情報「らしく for mommy」 LINE