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肌はきれいに見せたいけれど、忙しい朝にアレコレたくさん塗るのは面倒...。そんな悩みを解決してくれるのが、BBクリームとCCクリームです。1本で下地からUVカット、ファンデーションの役割まで果たしてくれるアイテムもあり、手軽にベースメイクを仕上げられるのが魅力! でも、それぞれどのような特徴があってどう違うのか、実はよく分からない...という人も多いのでは? 今回はBB・CCクリームの違いとおすすめアイテムを、ヘアメイクアップアーティストの齋藤有希子さんに教えてもらいました。
BBクリームは「Beauty Balm」を意味すると言われ、特徴は、なんと言っても「カバー力」の高さ。毛穴、シミ、そばかすといった肌悩みをカバーすることに優れています。BBクリーム+フェイスパウダーだけでOKという手軽さも人気の秘密。また、BBクリームの上からファンデーションを重ねる場合でも、BBクリームが肌悩みをカバーしてくれているので、重ねるファンデーションが厚塗りにならず、結果として化粧崩れしにくいというメリットも!
一方、CCクリームは「Color Condition(カラー コンディション)」や「Color Control(カラーコントロール)」を意味すると言われ、特徴は「肌の色補正」です。全体的なくすみを飛ばして、透明感の高い肌に見せる効果があります。色むらや毛穴をカバーしてくれるので、CCクリームひとつで肌の色をきれいに見せることが可能です。
カバー力の高さにくわえ、保湿成分や美容液成分が入っているものやミネラル系のものもあります。最近では、マスクにつきにくい処方のものなども増えています。また、着け心地やテクスチャーも軽いことが多く、気持ちよくベースメイクを楽しめるのも魅力です。
20代は肌のきれいさをいかして、薄くてモチが良くフィットしやすいものを選ぶといいでしょう。30代からはある程度カバー力があるものをチョイスして。40代以降は保湿効果のあるものや、ハリ感を演出してくれるようなツヤがきれいに出るものを選ぶのがおすすめです。
「マキアージュ ドラマティック カバージェリー BB」 3,080円 (税込)
美肌ジェリーコート処方により、肌をうるおわせながらつやと透明感のある仕上がりを持続。さらに、カバーフィルターパウダー配合でシミまでしっかりカバー。マスクに色がつきにくい・SPF50+・PA+++など、機能面も充実。
13時間化粧もち*データ取得済み
*(テカり・皮脂くずれ・毛穴落ち・よれ・薄れ)のなさ(メーカー調べ。効果には個人差があります。)
「インテグレート グレイシィ エッセンスベースBB」1,045円 (税込)
保湿クリーム・UVカット・化粧下地・ファンデーション・コンシーラーの機能がこれ1つに! しっかり保湿しながら、小ジワ・毛穴・くすみなど大人の肌悩みを自然にカバーし、透明感あふれる「顔色アップ美肌」へ導きます。
「インテグレート プロフィニッシュ BB」1,430円 (税込)
これ1本で、7つのプロ技(スキンケア効果、血色感アップ、毛穴・シミ・そばかすカバー、トーンアップ、透け感オン、つやで立体感プラス、化粧もち効果)が簡単に叶い、肌悩みレスなうるつや美肌に導きます。
「d プログラム アレルバリア エッセンス BB N」2,860円(税込)
SPF50+・PA+++で紫外線だけでなく、花粉・ちり・ほこりなど気になる微粒子汚れからも守るBBクリーム。赤み・くすみを自然にカバーし、厚塗り感のない軽い仕上がりです。紫外線吸収剤不使用・低刺激設計で、敏感な肌にも◎。ファンデーションのつきやのりをよくする、化粧下地効果も。
「インテグレート ミネラルベース BB」1,100円(税込)
光パウダーの効果で、色ムラ・毛穴といった肌ノイズをカバーしてくれる、肌にやさしい使い心地のミネラルBBクリーム。軽いつけ心地でナチュラル美肌な仕上がりに♪ SPF30・PA+++で日常的な紫外線もしっかり防ぎます。
1.スキンケアで肌を整えた後、BBクリームを塗ります。両ほお・額・鼻・あご先の5点に置き、顔の内側から外側に向かって塗り広げ、顔全体にムラなく均一にのばします。
2. 目の下や小鼻など、特にカバーしたい部分には、少量を重ねづけします。
一気に全体にすべらせるようにのばさず、崩れやすいTゾーンや、動きのある目元・口元には、やさしくたたきこむようになじませると崩れにくくなります。また、崩れにくいスキンケアや下地などをチョイスするのもひとつの方法です。
肌の色補正やトーンアップ効果に優れているので、パッと明るい肌に導いてくれます。また、自然な仕上がりのものが多いので、ナチュラルで抜け感のあるベースメイクにしたい時にも最適です。
「インテグレート ミネラルベース CC」1,100円(税込)
さまざまな色の光を放つ多偏光パールの効果で、くすみ・くま・ニキビ跡を自然にカバー。同時に肌をトーンアップして、透明感のあるつややかな肌に整えます。
「d プログラム 薬用 スキンケアベース CC(医薬部外品)」2,750円(税込)
敏感な肌の色を補正し、毛穴まで目立たなくする薬用CCクリーム。つけていることで、ニキビや肌荒れを防ぐスキンケア効果も。「ナチュラルベージュ」はシミ、そばかす、くまが気になる肌に、「ブルーグリーン」は赤みやニキビ跡の気になる肌に、「ベビーピンク」はくすみやすい肌におすすめです。
1.スキンケアで肌を整えた後、CCクリームを両ほお・額・鼻・あご先の5点に置きます。
2.顔の内側から外側に向かって塗り広げ、顔全体にムラなく均一にのばします。
BBクリームもCCクリームも、ひとつでたくさんの役割をこなしてくれるので、時短メイクが叶う点も高ポイント。忙しくてメイクに時間をかけられない! という人にはもってこいですね。BB・CCどちらも揃えておいて、「今日は肌がイマイチだから、カバー力の高いBBを使おう」とか、「今日のエフォートレスな着こなしに、CCクリームで抜け感メイクにしよう♪」など、その日の気分や肌状態、ファッションに合わせて選ぶのもおすすめです。「どんな肌になりたいか」を考えて、それに合ったアイテムを選び、理想の肌を演出しましょう!
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photo:shutterstock
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
齋藤有希子
資生堂ヘアメイクアップアーティスト
資生堂ブランドでは「インテグレート グレイシィ」の菅野美穂さん、「HAKU」の松雪泰子さんなど、CMや広告のメイクを担当。商品開発からお客さま視点の情報開発、トレンドをほどよく落とし込んだみずみずしいクリエイティブまで活動は多岐にわたる。2児の母でもあり、ビューティーでママを応援する「らしくfor mommy」、40代からの美容「らしくOTONA beauty」のプロジェクトを立ち上げ、SNSでも美容情報配信中。
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