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「乾燥で目元のメイクが崩れちゃった!」「夕方になると、肌がカサカサする...」なんて乾燥時期ならではのお悩みを抱えていませんか? 「乾燥対策」とひと言で言っても、室内や屋外、1日を過ごす環境や仕事のスタイルによって全然違うもの! そこで今回は、資生堂ビューティースペシャリストの六角由紀子さんに、ワークスタイル別の保湿対策と、乾燥した時のメイク直しレスキューテクニックについて伺いました。
外出が多い人は、冷たい外気に触れることが増えるので、代謝も悪くなりがち。カイロなどを使った温め対策はもちろんですが、顔を冷たい外気から防ぐためにもマスクをして、保護するのがおすすめ。朝のメイクの段階で、化粧下地やファンデーションをしっとりタイプのものに切り替えることも大切です。
室内で仕事をしている方は、1日中暖房を浴びていることになるので、保湿力のある化粧下地やファンデーションを! ファンデーションの上からも簡単にうるおい補給できるミストをデスクに常備するのもおすすめです。
また、いつものお手入れにクリームを取り入れ、肌の保湿力を高めることも大事。クリームには、乾燥をケアしてキメが整ったなめらかな肌に導く役割があるため、ファンデーションの「のり」や「もち」がアップし、メイクの仕上がりにも差が出ますよ。
乾燥が気になる季節には、あぶらとり紙で余分な皮脂をとった後、「ミスト状の化粧水」で肌を保湿することがポイント! 一度シュッとするだけでなく、顔全体に4回ほど吹きかけると肌にうるおいが行き渡りますよ。ミスト後は、ハンドプッシュして水分を押し込むように。肌の状態を確認してうるおいが足りないな、と思ったらもう1回くり返してみて。
また、保湿力の高い「バーム」をプラスするのもおすすめ。特に乾燥が気になる部分になじませて肌のキメを整えて。しっかり保湿してからファンデーションを塗ると、きれいに直すことができますよ。
1. 余分な皮脂を、あぶらとり紙でオフ
2. 何もついていないスポンジで、よれたファンデーションをなじませる
3. ミストやバームなどの保湿アイテムで肌を整える
4. ファンデーションはトントンと、押さえるようにつける
ベースメイクを直す時にNGなのは、ファンデーションをそのままつけてしまうこと! 余分な皮脂やよれたファンデーションの上にそのまま重ねてしまうと、厚塗りになるだけでなく、さらに崩れやすくなってしまうので気をつけて!
「エリクシール シュペリエル つや玉ミスト」80mL 1,980円(税込)
きめ細かいミストが素肌に届き、たっぷりのうるおいとハリ感を与え、「つや玉」の輝く肌へと導きます。渇きを感じたらいつでもどこでもシュッとするだけですみずみまでうるおいで満たされます。
「ドゥーエ 保湿ミスト」50g 770円(税込)
霧島・関平鉱泉水(温泉水)を使用した、低刺激設計の保水ミストです。デリケートな肌を乾燥からガードします。携帯用に便利なミニサイズなので、外出先のお供にどうぞ。
「d プログラム バームQQ」6g 1,760円 (税込)
肌のうるおいバリア機能をサポートし、乾燥を目立たなくする低刺激設計のオイルバーム。肌にしっかりフィットするので、粉ふきや皮むけなどの深い乾燥にも◎。持ち運びやすい形状なので、ポーチに入れておけば、いざ! という時に便利です。
乾燥が進むと、肌のカサつきやゴワつきにくわえ、水分不足によって顔色がどんよりした印象に。そんな乾燥くすみが気になる時は、メイク直しの際に「明るめカラーのコンシーラー」を取り入れるのがおすすめ。肌の色ムラをカバーしながらツヤを与えることができ、パッと明るい肌印象に。
STEP1) ファンデーションを直し終わったら、明るめのコンシーラーをほお骨の高い位置に筋状にのせます。
STEP2) 指で軽くトントンとなじませ、肌にフィットさせることでツヤ感と明るさを与えます。
このコンシーラーには骨格を強調するハイライト的な役割もあるので、広範囲にのばしすぎないことが大切! ハイライトのメリハリ効果で、まるでライトアップされたような雰囲気の肌に。
「SHISEIDO メーキャップ シンクロスキン コレクティング ジェルスティック コンシーラー」4,400円 (税込)
乾燥しがちな目まわりにもぴったりなめらかに肌密着。まるで素肌のようにしっくりなじみ、瞬時に明るく生きいきとした印象に。のびのよさやつけ心地のよさも魅力です。
乾燥対策と、乾燥した時のメイク直しをマスターして、冬でもうるおい美肌をめざしましょう♪
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photo:shutterstock
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
watashi+ 美容の情報編集部
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