冬のファッションアイテムといえばマフラー!首もとにボリュームが生まれるからこそ、それを計算したメイクがおしゃれ上級者への道に。マフラーを巻いているときはもちろん、外しても好感度絶大な、今っぽい冬顔のつくりかたをイエベ・ブルベ別にご紹介します!
えてくれるのは…
コレクションや女性誌、資生堂ブランドの宣伝広告などの撮影に携わる。ヘア、メイク、ファッションも含めたトータルビューティーの提案を得意とする、次世代アーティスト。
オフホワイトのようなイエベさん向きのベーシックカラーのマフラーのときは、メイクで色みを感じさせるのがおすすめ!
イエベさんに似合うオレンジやコーラルを上手に取り入れて、大人の魅力を引き立てながら、ぬくもりのある印象へシフトしましょう。
マフラーをすると口もとの印象が弱くなることが多く、特に無地のマフラーの場合は顔まわりがシンプルに見えがち。
また冬は顔色が悪く見えることもあるので、血色感が不可欠です。
それらを払拭するのがアイメイク。
目もとにポイントおくことで、血色感と華やいだ印象をバランスよく叶えることができますよ。
使用するアイシャドウは、マキアージュ ドラマティックスタイリングアイズS OR331 マンゴーティー。
右上のオレンジをアイホールと下まぶた全体にのせて、二重幅と下目尻1/3に右下のブラウンを塗ります。
ブラウンを重ねることで目のフレーム感が自然と際立ち、オレンジを効かせながらもやわらかな目力がアップ。
アイラインはブラウンのペンシルで、上まぶたの目尻側にのみ、さりげなく。
黒目の外側から目尻に向かってラインを引き、目尻は2~3ミリのばしてスッと溶け込ませて。
マキアージュ
計算されたオレンジ~ブラウンのシームレスなグラデーションで、自然に大きな目もとを叶える。
SHISEIDO メーキャップ
リキッドのような濃厚発色のブラウンアイライナー。極細の軸先で繊細ラインも思いのまま。
チークは、イエベさんになじみのいいコーラルをセレクト。
目もとが強いぶん、ふんわりと内側からにじみでるようにのせていきましょう。
ほおの中心にまぁるく塗布すると、大人かわいさが際立つ印象に。
少しずつブラシで置くようにポンポンとうずまき状に広げていき、最後にアウトラインをぼかすとキレイに仕上がります。
そして冬のリップは、ツヤ感が控えめなマット系が旬。
しっかりうるおいを仕込んでおくと口紅のノリもよく、ほどよくセミマットな仕上がりに。
ベージュピンクなら、どんなアイメイクともマッチするうえに、こなれ感も演出できます!
チェックなどの柄ものや派手色といったデザイン性の高いマフラーのときは、アイメイクが強いとトゥーマッチな印象に。
アイメイクは、ブラウンなどの締め色は潔く封印して、明るいオレンジカラーとラメで軽やかな目もとに仕上げましょう。
目もとが引き算されるぶん、チークはしっかりめにいれると好バランス。
マフラーで口もとが隠れることがあっても、血色感のあるフレッシュな印象をキープできますよ。
アイメイクは、マキアージュ ドラマティックスタイリングアイズS OR331 マンゴーティーの右上のオレンジをアイホールと下まぶた全体にのせたら、左下のラメを指にとって上まぶた全体にふんわりとのせます。
ラメはオレンジをのせた範囲よりも広く、眉下までのせてOK。
さらに黒目の上のみラメを重ねづけすることで、目もとの立体感と透明感、ツヤめきが高まり、色みが控えめでも洗練されたまなざしに。
チークは、マフラーの存在感とバランスがとれるように、上方向へシフトするような意識をもって塗るのがポイント。
ほおの中心より少し高めの位置に、斜め楕円を描くようにのせていきましょう。
少しずつ、ブラシで置くようにポンポンとのせていくと失敗知らず。
ほお骨の高いところまでぼけあしがくるようになじませて、血色感を際立たせて。
グレーのようなブルベさん向きのベーシックカラーのマフラーには、顔色が沈んで見えないように、青みのある色やラメを効かせたメイクが正解!
ブルベさんに似合うのは、青みを帯びたラベンダーやローズ。
澄んだ肌印象を際立たせながら、ピュアな彩りで美人度アップを狙いましょう。
首もとの色味がシンプルなだけに、ポイントをおきたいのはアイメイク。
軽やかな質感と華やかなカラーで、抜け感が光る今っぽいメイクに仕上げましょう。
アイシャドウは透け感のあるラベンダーカラー、マキアージュ ドラマティックアイカラー (パウダー) なめらかクリアカラー VI316 (パール) プラムキスをチョイス。
これをアイホールと下まぶた全体にのせます。
そして、二重幅からはみ出るぐらいに、青みピンクのマキアージュ ドラマティックアイカラー (パウダー) なめらかクリアカラー RS319 (マット) ルビーカカオを重ねましょう。
パール&ラメの上に、マットな質感を重ねることで、ほどよいキラキラ感のある上品な魅力が引き立ちます。
アイシャドウに抜け感があるので、目力アップにはアイラインが活躍。
プラムカラーを選ぶとアイシャドウの彩りを損なうことなく、自然な目力を仕込むことができます。
上まぶたの黒目の外側から目尻に向かってキワにラインを引き、目尻はスッと消え入るように平行に伸ばしましょう。
マキアージュ
繊細なパールの組み合わせで透明感あふれる質感のアイシャドウ。上品にツヤめくモーブローズ。
マキアージュ
しっとりと肌なじみのよい、ふんわり質感のマットタイプ。上質感のあるセンシュアルなローズ。
SHISEIDO メーキャップ
極細の軸先でするするとなめらかにラインが描けて、濃密発色が続く赤みブラウンのペンシル。
チークも、ブルベさんの透明感が際立つ青みピンクをチョイス。
とはいえ、ピンクは丸くのせると印象が甘くなることもあるので、目もとがピンク系のときのチークは骨格を起こすように薄くのせるのがポイントに。
ほお骨に沿うように、斜め楕円になじませましょう。
そして、目もととほおにピンクをまとっているので、リップはシックな色で落ち着いたトーンに。
ブラウン系の軽やかマットなら冬メイクがグッとあか抜けて、おしゃれ感が一気に高まります。
全体に口紅を塗り、指で輪郭をなじませながらややオーバーめに。
ブラウンでもモードになりすぎず、ふっくら仕上げるコツです。
ライトブルーのマフラーなど首もとにキレイ色があるときは、目もとにブラウンを取り入れたほうが、マフラーの色とケンカすることなくバランスよくまとまります。
目もとに深みのある陰影とシャープさが生まれるので、チークは丸めにのせて顔印象の強さを緩和することが大切。
ほんのり濃さを増して、血色感も高めましょう。
目もとは透け感ラベンダーカラー、マキアージュ ドラマティックアイカラー (パウダー) なめらかクリアカラー VI316 (パール) プラムキスを、アイホール全体と下まぶた全体にのせます。
深みのあるブラウン、マキアージュ ドラマティックアイカラー (パウダー) 運命のブラウンカラー BR634 モカトリュフを、上まぶたは二重幅よりはみ出るぐらい、下まぶたはキワ全体の細くのせて。
オールマイティに使えるニュートラルなブラウンなので、ラベンダーに重ねても違和感なし。
目もとにこっくり感が生まれて、冬メイクの鮮度が上がります。
チークは、キツくみえないようにかわいらしさを重視。
ほおの真ん中にまぁるく塗布すると、甘さと辛さのバランスが上手にとれますよ。
マキアージュ
くすまずに美しい発色が続くモーブローズ。繊細パールと透けたラメの質感で優美な目もとに。
マキアージュ
目もとに深みと陰影をもたらす万能モカブラウン。瞳を際立たせながら、パッチリした目もとに。
SHISEIDO メーキャップ
大人のかわいらしさを引き立てる青み系ピンク。肌なじみがよく、自然な血色感&立体感に。