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ファンデーションを塗る前に使うとメイクの"ノリ"や"もち"をよくしてくれる化粧下地。実は色の選び方次第で、肌悩みをカバーしたり、なりたい印象に仕上げたりすることもできるんです。でも「くすみをなくしたい」「血色のいい肌にしたい」など理想はあるけれど、何色を選べばいいの? と迷う人も多いはず。そこで今回は、意外と知られていない化粧下地の色の選び方とおすすめのアイテムをご紹介します。教えてくれたのは資生堂Webビューティーコンサルタントの奥田さんです。
化粧下地の基本カラーはピンク、イエロー、グリーン、パープル、ベージュ、無色の6種類。それぞれの色ごとに肌にもたらしてくれる効果は異なるので、肌悩みやなりたい印象別に選びましょう。
肌のくすみや暗さが気になる人、また青白くなりやすい人には、ピンクがおすすめ。血色感のある印象に仕上げることができますよ。
シミ・そばかす・くまをカバーしたい人には、イエローが◎。カバー力が高いのに肌なじみがいい色なので、健康的な印象をもたらします。
ニキビ跡などの赤みや赤ら顔をカバーしたい人には、グリーンが最適。ただ塗り過ぎると血色が悪く見えてしまうので、特に気になる部分にポイント使いしましょう。
くすみが気になる人には、肌を明るく見せ、透明感を引き出すパープルがGood。パープルはハイライトとしても使えますよ♪
色の濃いニキビ跡やシミ・くまをカバーしたい人は、ベージュをセレクト。色ムラを均一に整え、キレイな肌印象を演出することができます。
素肌感を失いたくないなら、無色がおすすめ。厚塗り感のない、薄づきな仕上がりで、ナチュラルな印象を演出することができます。
化粧下地は色の種類だけでなく、肌荒れを防ぐ薬用タイプや、皮脂テカリを予防してくれるタイプなど機能もさまざま。その中から機能別におすすめの化粧下地をピックアップしました!
敏感な肌にも使える、薬用化粧下地。つけているだけでニキビや肌荒れを防ぐスキンケア効果があり、なめらかな肌へと導きます。色はナチュラルベージュ・ブルーグリーン・ベビーピンクの3色展開。どれも肌色をナチュラルに補正するだけでなく、光拡散効果のあるパウダーで毛穴の陰影までもオフして透明感のある印象へ。
肌あれを防止するイオンミネラルパウダー配合の化粧下地。透け感エアパウダーがベタつき・テカリを防いで、"ふわさら"な仕上がりへ。ラベンダー・ミントカラー・レモンカラーの3色展開。
花粉やちり、ほこりなどといった微粒子汚れから肌を守る化粧下地。日中の乾燥や紫外線をブロックし、ファンデーションののりやもちをよくしてくれる効果も。無色タイプで、素肌感を生かしたベースメイクの土台におすすめです。
汗や皮脂を吸収して、毛穴やテカりが目立たない快適な美肌を長時間キープする化粧下地。ベージュカラーがニキビ跡やシミなどをしっかりカバーし、色ムラのない均一でキレイな肌に仕上げます。
肌悩みをカバーしたり、なりたい肌印象を叶えるためには、化粧下地の色選びが大切です。ご紹介した化粧下地の色別効果を押さえて、いつもよりワンランク上の仕上がりを楽しんでくださいね!
photo:shutterstock
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
資生堂 Webビューティーコンサルタント
化粧品から美容のことまで、Webを通してお客さまの美しさをひきだすお手伝いをする美容のプロ。お肌の悩みや商品の使い方から今さら聞けない悩みまで、LINEを通じて気軽にご相談いただけます。
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