大人の肌悩みを自然にカバーするのにコンシーラーは必須ですが、お悩みによって適切なアイテム&使い方のコツがあることをご存じですか?「コンシーラーをなんだかうまく使いこなせない」「カバーできない」と感じている人に、悩み別の適材適所のコンシーラーの選び方&使い方を伝授します。
えてくれるのは…
「40代からの見直しメイク」著者。わかりやすく、ほどよいトレンド感のある大人向けtipsの提案を得意とし、公式インスタグラムの“見直しメイクチャレンジ”が人気。YouTubeやライブストリーミングなど、デジタル中心に活動している。
肌悩みをカバーするかしないかで見た目年齢に大きく差が出る50代。
とはいえ、ファンデーションで隠そうとすると、厚塗りになって老けた印象に見えがちです。
そこで活躍するのがコンシーラー。
コンシーラーで悩みをピンポイントでカバーすることでファンデーションの厚塗りを防ぐことができます。
そのおかげでナチュラルで若々しい仕上がりに。
ベースメイクの完成度がアップするだけでなく、結果的にメイク時間の短縮にもつながります。
濃いシミには、硬めのテクスチャーのコンシーラーを選びましょう。
色みは自身の肌と同じ色か、ワントーン濃いものを選ぶとうまくなじみます。
適度な硬さでピタッと密着するグレイシィ コンシーラー (シミ・ソバカス用)を、シミよりひとまわり大きめに塗ったら、SHISEIDO メーキャップ TSUTSU FUDE コンシーラーブラシでコンシーラーのアウトラインだけぼかしましょう。
塗った部分すべてにブラシを当ててしまうとコンシーラーがヨレて、せっかくカバーしたシミがまた現れてしまうのでご注意を。
肌トーンが明るい人や、スティックタイプでうまくカバーができない人は、パーフェクトカバー ファンデーション MCもおすすめです。
こちらは部分用の固形クリームファンデーション。
カラー展開豊富で、肌の色悩みや凹凸をしっかりカバーできます。
そばかすは広範囲にあることが多いため、厚ぼったくなりにくい、みずみずしいリキッドコンシーラーが適任。
美容液配合のマキアージュ ドラマティックコンシーラーは、密着度が高いのもポイントです。
色を選ぶ際は、“自身の肌色”もしくは“いつものファンデーションの色”を基準にして。
塗るときは、そばかすが広がっている部分に指で点置きし、指またはブラシで叩き込むように密着させましょう。
青またはグレー系のクマには、オレンジのコンシーラーが効果的です。
リキッドよりも硬く、スティックよりもやわらかい絶妙な質感のインテグレート メルティフィットコンシーラー イエローベージュ/オレンジベージュは、クマ隠しに最適。
まずは2色パレットのこのコンシーラーのオレンジベージュを使用。
SHISEIDO メーキャップ TSUTSU FUDE コンシーラーブラシに少量とって、クマにトントンと重ねます。
次に、イエローベージュをブラシにとり、同じ部分にトントンと重ねましょう。
明るさや色がまわりの肌と同じくらいになったら、コンシーラーと肌との境目をさらにトントンとなじませれば完成です。
ほうれい線全体にコンシーラーを塗るのは厳禁。
逆に目立ってしまったり、シワに入り込んでひび割れてきたり、デメリットしかありません。
そこで、着目するのは“ほうれい線の始点”!
ほうれい線の始点=小鼻横はもっとも凹んでいて影が濃い部分です。
この影を明るくすることで、ほうれい線を目立たなくすることができるのです。
活躍するのは、みずみずさと密着感を両立するマキアージュ ドラマティックコンシーラー ライト。
明るめカラーを選ぶこともポイントです。
手の甲に少量出してSHISEIDO メーキャップ TSUTSU FUDE コンシーラーブラシにとったら、ほうれい線の始点をトントンとタップしてふんわりぼかしましょう。
口もとのくすみには、肌やファンデーションの色に合わせたコンシーラーを選びましょう。
よく動かすパーツなので、テクスチャーはやわらかいものがおすすめです。
塗布するのは、口角の下部分。
マキアージュ ドラマティックコンシーラー ミディアムを少量手の甲に出したらSHISEIDO メーキャップ TSUTSU FUDE コンシーラーブラシにとり、両サイドの口角下を1cm程度なぞってください。
ポイントは、“下から上へ”の向きにライン状に明るくすること。
これで口角が上向きな印象に。
口角がキュッと上がって見えると、自然とやさしい雰囲気になるので「年々、口角が下がってきた…」と感じる人や、リップラインがぼやけてきた人にもおすすめのテクニックです。
赤みが気になる小鼻まわりは、ハイカバーなスティックタイプのコンシーラーの出番。
肌に近い色を選びましょう。
マキアージュ ドラマティックエッセンスコンシーラー スティックをほんの少量だけ指に取り、小鼻の赤みが気になる部分に、指で軽くトントンとタップ。
コンシーラーを肌の内側へ押し込むイメージで丁寧にタップすると均一に仕上がります。